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【自作スピーカースタンド】塗装&仕上げ!音質アップのためにひと工夫施しました【後編】

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前回、『Fostex PM0.3H』の専用スピーカースタンドの制作を開始しました。もちろん完全オーダーメイド!

そして今回はシリーズの後編です。

塗装と仕上げに加え、最後にあるアイテムを追加して音質アップを狙います!

果たして結果はいかに?

 

 

 

塗装して机の雰囲気に合わせる

前回スピーカースタンド自体は完成しました。

ただ、これでは机の雰囲気に全然マッチしていません。完全に浮いてしまってます。

といってもこれは想定内。

 

ビンテージワックスというナイスな塗料

まず塗料の紹介ですが、ホームセンターでたまたま見つけた『ビンテージワックス』というアイテムがナイスすぎました。

通常塗装する際には、ペンキを塗ってニスを塗ってというように、手間と時間がかかります。

ですがこのビンテージワックスは、ひたすら塗り込むだけ。

塗り込んでいくだけでビンテージな風合いに変わっていくというんですから、使わない手はないですね。私の机の雰囲気にもバッチリです!

では塗装開始!

 

スピーカースタンド塗装

使うアイテムはこの4つ。

  • ビンテージワックス
  • 手袋
  • 歯ブラシ
  • ウエス

まずこういったくぼみ部分に、先にワックスを塗り込みます。

その後、歯ブラシで木目に沿って刷り込むように全体に塗っていきます。

というか写真撮り忘れました。。。(2本目は撮ってますので後ほど)

全体に塗って30分ほど放置して、その後にワックスを拭き取ると。。。

どうでしょう?かなりいいんではないでしょうか?

塗装前のものと比べるとこんな感じですね。

かなりいい感じなのでこのまま2本目もいってしまいます。

先程は写真を撮り忘れましたが、次は大丈夫です。笑

こんな感じで初めは雑に塗っていきます。

で、ガッツリ全面に塗り込むとこんな感じになります。(手前)

30分放置後拭き取るとこんな感じ。

いいんだけど、もうちょっと濃くしたいからもう一度重ね塗り。

30分後に拭き取って完了です。

ほんとはこの後完全乾燥のために24時間置いたほうがいいみたいですが、私はせっかちなので。。。

 

塗装後、完成!!

 

VINTAGE WAXのレビュー、注意点

ビンテージワックスを使った塗装で色々気付いたことがあります。

まず、木面が整っているとワックスがなかなか染み込みません。このスタンドで言うと、柱の部分ですね。

ですので、もっと味を出したかったら塗装前に荒いペーパーでガンガン削ったり、ケガキなどで傷をつけまくったりするといいと思います。そうすれば上の写真の三枚目の下部の面みたいにガッツリWAXが染み込みます。

重ね塗りに関しては「気持ち濃くなるかな〜」ぐらいなんであまり期待しないほうがいいかも。

臭いは少ししますが、家の中で作業しても気にならない程度です。それに、人体に有害な物質は使ってないそうなので安心して使って大丈夫だと思います。

それにしても手軽にここまでできるのはほんとすごいと思います。おすすめ!

 

 

Fostex PM0.3Hの音質アップ!

これでツイーターの位置が耳の前まできました。

ここまでやったんですからね。もう少しだけ攻めてみます。

市内のオールドスクーラーが経営するオーディオショップで、ホコリまみれのこれを発見!

インシュレーターですが、いつの時代のやつよ!www

気になったのでaudio-technicaのホームページで調べたところ、18年前に発売されたものということが判明。このパッケージはそれくらいでしょうねえ。笑

一応Amazonを覗いてみるとまたもやビックリ!未だに売ってるというか、今でも売れ続けているではありませんか!

レビューも200件越えてて、☆4.5です。これは期待してしまいます。

 

audio-technica AT6099 レビュー

商品の触れ込みは、

  • 明確な定位、伸びる高域、厚みのある低域を実現

というもの。

たかだか3000円で大きく出ましたねぇw

AT6099 特徴

  • 4層ハイブリッド構造の本格設計
  • AV対応のコンパクトサイズ
  • 特殊防振ゴム「ハネナイト」「ソルボセイン」を使用
  • 不要振動を効果的に抑制
  • ベース材には真鍮の削り出しを採用
  • インシュレーター下部は振動を拡散させるディンプル構造

ちなみに店頭には4点支持用の「AT6098」もあったんですが、3点支持にしたかったのでこれをチョイスしました。

早速スピーカースタンドにセット!

買う時は「ちょっと大きいかな〜」なんて思いましたが、全然大丈夫でしたね。

で、スピーカーを乗せると。。。

いや~、いいですね!テンション上がります。

スピーカを揺らせば当然グラグラしますが、ちゃんとグリップが効いていてズレることはなさそう。

いい買い物しました。

 

さて、肝心の音質の変化は?

スタンドに乗せて高さを耳に位置に合わした時点で、目の前に音が鳴る感じになります。

で、インシュレーター「AT6099」を噛ませた感想は、「おお、結構変わる」という感じでした。(スタンドがしょぼいから尚更かもw)

乗せた瞬間に高音が伸びたのはすぐにわかりました。それに加え低域が出てきましたねえ。いい感じ。

と言うか全体的に音の輪郭がはっきりしましたね。音ひとつひとつのタチが良くなりました。

3000円弱でこの変化なら誰も文句言わないでしょうねぇ。素晴らしい!

あとは、エージングを済ませて、ケーブル変えて、スピーカーの向きをいじってベストポジションを探しますかね。

 

PM0.3H 自作スピーカスタンドまとめ

いや~、すっごく楽しかった!

スピーカースタンド自作は初めてでしたし、音質アップあれこれは15年ぶりぐらいでしたからね。やっぱり楽しいなあ、と。

まあ「一万円のスピーカーにそこまでやる必要ないだろ」って声も聞こえてきそうですが、音なんて自己満の世界ですからね。本人が満足するのが正義です。笑

というわけで、2回に分けてやって来たスピーカースタンド自作シリーズもこれでおしまいです。

読んで頂いてありがとうございました!

では!

関連【PCスピーカー比較】実際に聴き比べしまくって『Fostex PM0.3H』にした話

【自作スピーカースタンド】塗装&仕上げ!音質アップのためにひと工夫施しました【後編】

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